- Nutanixシステムの電源管理をより強化し、NutanixのハイパーバイザーであるAHVの自動シャットダウンから自動起動まで対応
- Nutanixの管理ツールのPrismと連携し、PowerChute Network Shutdownのソフトウェア機能によりクラスターの停止と仮想マシンの制御が可能
2019年5月16日 - エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、UPS(無停電電源装置)電源管理ソフトウェアである「APC PowerChute™ Network Shutdown」(エーピーシー パワーシュート ネットワーク シャットダウン)の最新版である「APC PowerChute Network Shutdown v4.3」がNutanixシステム互換の「Nutanix Ready AHV」を取得したことを本日発表しました。
「PowerChute(パワーシュート)」は、UPSと組み合わせて使用するAPCブランドの電源管理ソフトウェアです。「PowerChute Network Shutdown」は、ネットワーク環境を持ったユーザーに対応したUPS・サーバー管理ソフトウェアで、停電などによる電源異常を感知した際に、物理サーバーと仮想マシンにネットワークベースで安全なシャットダウンが可能です。
最新版の「PowerChute Network Shutdown v4.3」では、ハイパーコンバージドソリューションへの対応を強化しました。VMWare vSANだけでなく、NutanixもWebブラウザ上の簡単な設定によりシャットダウン制御が可能となり、ユーザー側でのスクリプトによるプログラム構築が不要になりました。また、Microsoft Windows Server の記憶域スペースダイレクトといった主要なハイパーコンバージドソリューションへの対応も拡張しています。
「Nutanix Ready AHV」を取得したPowerChute Network Shutdown v4.3による主な新機能は以下の通りです。
- VMware ESXiに加え、Nutanixが提供するハイパーバイザーAHVに対応
- Nutanix管理ツールPrismと連携し、GUIによる設定で電源障害時の自動シャットダウンと自動起動に対応
- CVM(コントローラーVM)およびAFS(Acropolis File Services)のシャットダウン
- 最新AOS 5.10対応
IT資産の活用方法が多様化するなか、それらを守る電源保護ソリューションにおいてもいままで以上に効率的で高度なものが求められています。シュナイダーエレクトリックは、ユーザーのニーズを踏まえた信頼性の高い製品やサービスを提供していきます。