クラウドベースでベンダーを問わないセキュアなソリューションで、ITの物理インフラに対して、担当者の居場所を問わない監視と可視性を実現
EcoStruxure IT Expertは、分散したIT組織やローカルエッジ組織にとって、電源と、マルチベンダーの物理インフラ機器の冷却を監視するための効率の良い手段です。リアルタイムの監視、ベンチマーキング、評価、障害の即時通知とエスカレーションにより、先を見越してITインフラを管理するのに必要な可視性とインサイトが得られます。重要情報を扱うオープンで柔軟性のある中央リポジトリは、複数のユーザーと優先パートナーによるアクセスが、ネットワーク上のどこからでも可能で、ITシステムの可用性に悪影響を及ぼしかねないインフラの重大なイベントを迅速に解決できます。クラウドのパワーを活かして、データに基づく判断を下すこと、問題となる前にデバイスの異常動作に対処すること、分析を実行して重要な事柄に集中することが可能です。

特長とメリット
管理可能性
評価
正常動作のパターンを判別し、分析と機械学習を使用してスコアカードを提供して、注意の必要なデバイスを識別できます。
アラームの統合
根本原因を短時間で検出することにより、誤報を減らし、MTTRを短縮させます。
統一コンソール
カスタマイズ可能なWindowsおよびLinuxクライアントアプリケーションにより、どのブラウザやモバイルデバイスからもすぐにアクセスできます。
マルチ ベンダ デバイス サポート
広範なマルチベンダーサポートにより、ネットワーク接続されたSNMP、MODBUS、Redfishデバイスの監視に対応しています。しきい値のアラート通知、データのトレンディング、レポーティングを通じた、デバイスの可視性を実現しています。
在庫管理の一元化
すべての物理インフラデバイスを、地域別またはカスタマイズ可能な場所ごとに直ちに詳しく可視化できます。
ベンチマーキング
デバイスのパフォーマンスを業界の類似デバイス全体の母集団と比較できます。
イベント通知
イベント通知がリアルタイムで送られてくるので、物理インフラの関わる重大な状況への対応時間を最小限に抑え、平均修理時間(MTTR)を短縮し、効率を向上させ、稼働時間を最大限に確保できます。
クラウドベースの監視
ローカルエッジ環境や分散環境の稼働時間が維持されるとともに、物理インフラ機器のステータスを一元化された表示で確認でき、現場にいても遠隔地にいても安心です。
適応性
拡張可能なアーキテクチャ
ノードとアプリケーションのライセンス キーによりプラットフォームの機能を拡張することができ、ビジネス ニーズの変化に合わせて規模を拡大していくことができます。
可用性
カスタムレポート作成
データの収集、分配、分析を簡単にするために、ユーザー定義のレポートを作成し、保存し、スケジューリングします。
グラフィカルな傾向分析
任意のデバイスまたはデバイス グループの現在のデータおよび履歴データにアクセスできます。相関関係のある複数のデータ ポイントをプロットしてグラフ化し、潜在的な危険の傾向を可視化します。
集中管理された警告レポジトリ
複数の装置から集めた警告記録に単一の中央データベースを介してアクセスします。種類、日付、装置、デバイス グループを基準に警告を並べ替えます。
保護
リモート監視サービス
企業の物理インフラの状態を監視する「第二の目」となる Webベースのサービスです。経験豊富な専門家が、24 時間ノンストップで監視を行い、問題が致命的になる前に問題を診断できるように支援します。
暗号化通信
2048ビットのRSA証明書とデータが、転送中は256ビットのAES暗号化を使用して暗号化されます。EcoStruxure IT Gatewayでは、ポート443を通じたアウトバウンド接続を使用し、EcoStruxure ITクラウドとのみ、40.84.62.190および23.99.90.28を使用して通信します。
柔軟性
プライベート ネットワーク
デバイスを分離された安全なネットワーク上に置くことにより、デバイスを管理するためにパブリック ネットワーク上で必要な IP アドレスの数が少なくなります。
自動の更新とバックアップ
更新とバックアップが自動で適用されて、最新のソリューションが常に提供されます。
自動検出
ネットワーク上の管理可能機器を自動的に検出できるので、物理インフラ機器の設置と導入に要する時間が短縮されます。